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あかりのセックスボランティア
第4章 4 あかりのとても健全なお仕事
 今日の私が昼前で仕事を終わりにしていたのは昼の13時から別のお仕事があるからで、私は駅前のお弁当屋さんで2人分のお弁当を買うと自宅のマンションに帰りました。

「ヒカルちゃん、朝はごみ出しとお掃除ありがとう。体調は大丈夫?」
「げんきです。おねえちゃんもおべんとうありがとう!」
「今日はヒカルちゃんが好きなチキンステーキのお弁当があったのよ。歯磨きしたら一緒に行きましょうね」

 ヒカルちゃんには600円のチキンステーキ弁当を、自分には450円の惣菜盛り合わせ弁当を買ってきた私は午後からの仕事に必要な道具をざっと確認するとヒカルちゃんと一緒にお弁当を食べました。

 午後からのお仕事も肉体労働ではあるので歯を磨いた後に30分だけ昼寝をして、私はヒカルちゃんを連れてマンションを出ました。


「皆さんおはようございます。今日も子供たちが安全に泳げるよう気をつけますね」
「よろしくお願いしますあかりさん。ヒカルくんも楽しく泳いでいってね!」
「あ、ありがとうございます……おねえちゃん、ぼくもこどもたちがおぼれないようにちゅういするね」
「あかりお姉さんとヒカルお兄ちゃんこんにちはー! 今日はバタフライの練習したいです!!」

 私がヒカルちゃんと共に徒歩でやって来たのは自宅から歩いて15分ほどの距離にある地元の公立小学校で、私はプール開きのある夏休みシーズンには水泳インストラクターとして週に1回だけ小学校を訪れているのでした。

 扱いはボランティアですが謝礼金として学校から毎回5000円を貰えて、インストラクターの介助員という扱いでヒカルちゃんも泳がせて貰えるので水泳インストラクター資格を持っている私は夏休みシーズンのとても健全なお仕事をいつも楽しみにしていました。

 PTA会長さんは私ともヒカルちゃんとも顔なじみで、以前水泳教室へのヒカルちゃんの参加に難色を示した一部のPTA役員を子供たちの障害者への理解を助けるいい機会だと言って説得してくれたので私は会長さんには頭が上がりませんでした。

 今では参加している小学生たちもヒカルちゃんを一緒に遊んでくれる障害者のお兄さんだと思って懐いていて、私自身も小学生に水泳を教えるのは好きなのでヒカルちゃんと一緒に泳いで楽しむ子供たちを見ていつも微笑ましい気持ちになっていました。
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