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海風はエロスの匂い
第1章 1.カフェにて
春と言うより初夏のような日差しがカフェの店内に降り注いでいた。次作でダメなら諦めよう。作家志望の俊作は焦りと諦めで窓の外に見える海岸を見つめていた。強風に煽られ白波が立っている。サーファーたちを題材にするかとポツリと口走り、アイスコーヒーのストローを銜えた。黒のポロシャツに黒のスラックス姿でオールバック。グラスは空だった。
視線を感じた。斜め前の席にいる若い女性が俊作を見つめて、そして目に涙を溜めている。何か悪いことでもしたかな?俊作には分からない。そして女性の大粒の涙が頬を流れた。胸がでかい。まずそこに目がいった。白のブラウスにベージュのスカート姿だ。第2ボタンまで開けて谷間がはっきりとわかる。アイスコーヒーのストローには口紅がついていた。美人だし、やりたいと素直に思った。
俊作の視線に気づき女性は目をそらした。いやらしい目で見ていたからかと思った。気まずくなり俊作は会計を済ませ、サンサンと降り注ぐ太陽をサングラスでよけながら、目の前の海岸通りを歩きだした。女性は追うように会計を済ませ、まるで尾行でもするように俊作のあとを歩く。
視線を感じた。斜め前の席にいる若い女性が俊作を見つめて、そして目に涙を溜めている。何か悪いことでもしたかな?俊作には分からない。そして女性の大粒の涙が頬を流れた。胸がでかい。まずそこに目がいった。白のブラウスにベージュのスカート姿だ。第2ボタンまで開けて谷間がはっきりとわかる。アイスコーヒーのストローには口紅がついていた。美人だし、やりたいと素直に思った。
俊作の視線に気づき女性は目をそらした。いやらしい目で見ていたからかと思った。気まずくなり俊作は会計を済ませ、サンサンと降り注ぐ太陽をサングラスでよけながら、目の前の海岸通りを歩きだした。女性は追うように会計を済ませ、まるで尾行でもするように俊作のあとを歩く。