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月の裏で会いましょう-revised-
第7章 陸翔と昴

客席の照明に照らされた昴の顔を見て、私は息を呑んだ。

左の瞼が腫れていて、ほとんど目が閉じている。焼き餅みたいにはちきれそうに膨らんだ目元は、紫色に染まっていた。


「どうしたの昴」

「咲良に会いたくて」


モップを打ち捨てて駆け寄ると、血の塊が付いた唇の端を持ち上げて微笑んだ。


「そうじゃなくて、顔…誰かにやられたの」

「ごめんな、こんな顔で」

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