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月の裏で会いましょう-revised-
第9章 幽霊
小声で昴に言うと、昴はうずくまる以舞に布団をかけた。

「まだいるわよ…そこに立ってる」

「え?誰もいないよ…」

昴は状況がつかめず、薄笑いすら浮かべていたが、以舞の本当に怯えている様子を見た昴の顔から、みるみる血の気が引いていった。

「あたしのことを責めてるのよ。あたしがあの子を捨てたから」

「…捨てた?」

昴と私は、以舞の言葉を消化しきれず、呑み込めないものを吐き出すように、同じ言葉を繰り返した。

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