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月の裏で会いましょう-revised-
第9章 幽霊
丁寧に手入れされた花壇の花を見ながら、昴は呟いた。

「こんなの初めてだ。ごめんな。母のおかしなところ見せちゃって。驚いたろ」

私は首を振った。正直言えば驚いた。だけど、以舞が何かに怯えながら戦っていることを自分に教えてくれたような気もして、彼女との距離がぐっと近くなったような気もしていた。

「私にできること、ないのかな」

「こうやって会いに来てくれれば十分だよ。母に面会に来る人なんて、誰もいないから。親父ももう、七年会ってない」

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