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月の裏で会いましょう-revised-
第9章 幽霊
昴が倉庫部屋にバイクを乗り入れてシャッターを下ろすと、静寂が二人を包んだ。頭上の窓から漏れるかすかな月明かりだけを頼りに、私たちは見つめ合った。

降って湧いたような以舞の突然の告白に動揺しているはずの昴は、悲し気に微笑んでみせたあと、包み込むように私を抱きしめた。ヴィンテージのロックTシャツの下に手を入れて、夜風に冷やされた昴の肌に触れた。

「咲良の手、熱い」

「昴が冷えてるんだよ」

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