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月の裏で会いましょう-revised-
第15章 悪夢
勤務先の高校へと出かけていく母を見送り、リビングのソファでぼんやりテレビを眺める。

昼前にはもうお腹が空いてしまった。ダイニングの引き出しに向かい、引き出しの上に立てて並べてある店屋物や宅配のメニューを引っ張り出した。

「ひさびさに越後屋さんもいいな」

懐かしいそば屋のメニューに目を落とし、ひとり呟く。

注文し、お金を用意しようと引き出しを開けた。食事代くらい自分で払えるのだけど、自室まで財布を取りに上がるのが面倒だった。

引き出しには食費専用の財布のほかに、生活費関連の通帳がしまわれている。その中に「咲良」と書かれた封筒があった。中には数冊の通帳がある。おそらく両親が私のために蓄えてくれているのであろう。
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