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月の裏で会いましょう-revised-
第2章 初めての夜
「あのお客さん、裸で夜風に当たって酔いもさめたみたいだ。すまなかったって言って帰ったよ。根が悪い人じゃなかったからよかったものの、ああいう荒っぽい締め出しはどうかな」

マスターが困り顔を作って金髪の彼を見た。

彼はこらえきれないと言った様子で静かに笑って、ゆっくりと私の方を見た。茶色い瞳が、気の合う共犯者を見つけたとばかりに、いたずらっぽい光をたたえて嬉しそうに私を見つめる。

「…俺があの男を裸で締め出すつもりだって、いつ気が付いたの?」

「君が私を見た時」

私は答えた。

「以心伝心だね」

彼が言って、頬杖をついた姿勢でこちらをじっと見つめてくる。
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