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月の裏で会いましょう-revised-
第20章 月の裏側へ(1)
仕事を終えた夜、砂浜に座って月を見上げ、そんなことを思っていた。

濃紺の空には星々が輝いている。近くの星と遠くの星が区別できるくらいに、空には深い奥行きがあり、じっとみていると吸い込まれてしまいそうだ。

私は星空を見上げるのがとても好きなようだった。以前もこうして夜の煌めきに心を奪われていたのだろうか。フォレストのあたりの夜空も、とても美しいと聞く。


何か、星々の瞬きの中に、いい記憶があるのかもしれない。

───それはどんな記憶?

聞く相手は、どこにもいない。もちろん誰も、答えてくれるはずもない。大好きな人と見ていたのだろうか。そんな相手がいたような気がする。
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