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月の裏で会いましょう-revised-
第4章 再会(2)
昴とのセックスでは、相手がちゃんと感じているかと不安になる瞬間は一時たりともなかった。

彼が最後まで無事に到達できるか、とか、自分も絶頂を迎えなければ、といった、相手への気遣いから生まれるかすかなプレッシャーめいた感情などは一切不要だった。

お互いが心底快感に溺れているのを肌で感じられたし、体の奥からあふれ出るように湧き起る衝動に任せているだけで、みるみる頂点に上り詰めてしまった。しかもそれも、昴も私もほぼ同じタイミングで、だ。

思い出すだけで顔が熱くなってくる。


今度あらためてじっくり話すと答えると、恵は爛々とした目を向けてうなずいた。


「その彼にこれからまた会うんだけど、まだ兄ちゃんには言わないで」


「そだね。あのシスコンには黙っといたほうがいいね。今の発言聞いたらぶっ倒れるよ」
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