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月の裏で会いましょう-revised-
第4章 再会(2)
私は笑ってうなずくと鍵を収納し、更衣室で私服のTシャツとジーンズに着替えてスタッフ通用門から出た。


路肩に停まっていたトラックがパッシングして、ゆっくりと近づいてきた。

「カイロジスティクス」と書かれたトラックが止まって、運転席から昴が顔を出した。


助手席に引き上げられて乗り込む。

車は山道をさらに上に上った。フォレストまでの整備された道とは一変、少しでもハンドル操作を間違えば崖を転げ落ちてしまいそうな細道だ。街灯もないけもの道を、昴は慣れた様子で付き進んでいく。


「昴はこの辺が地元なの?」

「三か月前に引っ越してきた。この道はこの前たまたま見つけたんだ」


しばらく山道を登ると、視界を遮っていた木々が途絶えた。視界が開けた山頂にほど近い場所で、昴は車を停めた。
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