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月の裏で会いましょう-revised-
第5章 臆病風
バーベキューコンロのついたテーブルを、力を込めてごしごしと拭き上げて、バックヤードでのビール樽の搬入作業が終わるのを待った。


しばらくすると、トラックがレストランの裏から出て行った。

テーブルの陰からそっと顔を出してトラックを見送ると、運転席の窓越しにベルジャンホワイトの髪が見えた。
追いかけたい衝動をなだめ、取りつかれたように再びテーブルを磨き上げた。

好きだと思えば思うほど、距離を縮めることができない自分の意気地の無さに、腹が立った。

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