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月の裏で会いましょう-revised-
第5章 臆病風
助手席に座る私の方に身を乗り出して、そむけたあごを、指先で引き戻す。

窓側の腕を優しくつかみ、私の体を引き寄せながら昴は運転席に座りなおした。
座った昴の上に、私がのしかかるような体勢になった。

長い腕で背中を抱かれ、身動きできない。濡れたジョガーパンツのお尻を昴の両腿の上にのせて座らされ、導かれるまま昴の両肩に手を置いた。

うなじに手のひらをあてがわれ、引き寄せられて顔と顔が近づく。強引というわけでもない。ただ、かすかに昴の方に心と体が傾いた瞬間を、昴は素早く感じ取り、すかさず私を引き寄せて、抱きしめた。


「なら、無駄な時間いっぱい過ごそうよ・・・二人で」


唇を触れ合わせながら囁いたあと、そっと唇を重ねられる。

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