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月の裏で会いましょう-revised-
第5章 臆病風
キスをしながら、背中を優しくさすられる。背すじをなぞって滑り降りた手のひらが、濡れて貼りつくパンツとショーツを剥がすように脱がせた。

私は彼の動きに合わせて腰を動かし、つま先を伸ばしてそれらを抜き取ると、何もつけない姿で昴に跨る格好になった。

昴も腰を浮かせてジーンズとボクサーパンツを下ろした。勢いよく立ち上がるように現れた彼の屹立が、私の湿った茂みに触れた。昴がわずかに腰を上下させると先端のつるりとした先端が秘部の上を滑った。昨晩指先で慰めたその場所が、待ち望んでいたものに触れられたよろこびで涙を流すかのように濡れた。

私は昴のポロシャツの裾をめくりあげて首から抜き取った。

互いにすべてを脱ぎ去った体どうしを、ぴったりと密着させた。

やっぱり私、この肌から離れられない。

体が内側から熱を帯び、暖房で温められた肌の表面が汗ばんだ。車内に充満していた雨の匂いはしだいに、甘く酸っぱい欲望の香りに塗り変えられた。

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