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月の裏で会いましょう-revised-
第6章 恋が始まる
「うちの甲斐社長と、マスターが親友でさ、店に置ききれないレコードを倉庫で預かってるんだ。咲良と会った日、あの時は倉庫にあるマッコイズのレコードをすぐに持ってきてくれって言われて、俺が出庫して出向いたの」

「ビールの配送ばかりじゃないのね」

「たまりばは特別。でもおかげで、レコードっていいなって思って、マスターに音楽のこと、いろいろ教えてもらってる」

昴はポータブルのターンテーブルにLPをのせて針を落とした。暖炉の火を思わせるような暖かな音楽が、がらんどうの部屋に響いた。

昴はクーラーボックスから缶コーラを取り出すと、私の隣りに座ってプルトップを開けた。



「昴は今日、飲まないの」

「咲良を送らなくちゃいけないから」

「もう私を帰すこと、考えてるの」
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