この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
月の裏で会いましょう-revised-
第7章 陸翔と昴



「あの男はやめろ」

陸翔はカップをさげ、勢いよく水で洗い流しながら言った。


「なんで?」

「お前を幸せにはできない」

「そんなことない。だって私、昴と一緒にいると、本当に幸せだよ」

「それは…まやかしだ。そんな気持ちはすぐに醒める」


陸翔はごしごしと力任せにスポンジをこすりつけてカップを洗いながら言った。

昴という人間が軽んじられている気がして、首から上に血が上った私は語調を荒げた。兄を言い負かしてやりたいと思った。
/339ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ