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第1章 転職

絵里奈は悪い気分はしなかった。仕事は順調プライベートも順調で、転職して本当に良かったと感じていた。1か月もすると飲み会の誘いで土日も含めた毎日埋まるようになった。絵里奈は介護職の事務でどんぞこの暗い生活を送っていたので、反動で全ての飲み会に出席した。男性社員は絵里奈を正直、性の対象としてみるほど美しかった。
絵里奈は本来の努力家の部分を全て美に追求した、高級ジムに通い、男性を誘うような香水をつけた。社内の男性は絵里奈を神格化するようになっていった。
そんな目線が絵里奈は当然感じていたがうれしく感じていた。