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♥crack an APPLE♥
第2章 光の見えない籠の中で甘い唄を
「ふっ……ぅう……」
つぷ、と音を立てて指が一本挿入される。
初めて体内に異物が入ってくる感覚に巴月は身を強ばらせた。
目をぎゅっと閉じ、快楽の余韻に浸りながらもかたかたと恐怖に震える巴月を秋埜はじっと見下ろす。
十分に濡れているとはいっても、まだ何者の侵入も許していないソコは、まだまだきつかった。
「……巴月。目を開けろ」
「……え」
先ほどの嘲笑するかのような声とは全く違う低いそれに、巴月はきょとん、と目を開く。
秋埜は指をいれたまま巴月に覆いかぶさると、吐息まじりの声で囁いた。
「力、抜いて」
「……む、り……こわい……」
「大丈夫だ、俺をみてろ……全部、委ねて……」
「あ……」
秋埜が巴月の額にキスを落とす。
まぶたに、頬に……唇に。
ちゅ、ちゅ、と小鳥のような触れるだけのキスを繰り返し、繰り返し、角度を変え唇に熱を灯す。
あまりにも甘く優しいキスに、失いかけた巴月の熱が再び戻ってくる。
つぷ、と音を立てて指が一本挿入される。
初めて体内に異物が入ってくる感覚に巴月は身を強ばらせた。
目をぎゅっと閉じ、快楽の余韻に浸りながらもかたかたと恐怖に震える巴月を秋埜はじっと見下ろす。
十分に濡れているとはいっても、まだ何者の侵入も許していないソコは、まだまだきつかった。
「……巴月。目を開けろ」
「……え」
先ほどの嘲笑するかのような声とは全く違う低いそれに、巴月はきょとん、と目を開く。
秋埜は指をいれたまま巴月に覆いかぶさると、吐息まじりの声で囁いた。
「力、抜いて」
「……む、り……こわい……」
「大丈夫だ、俺をみてろ……全部、委ねて……」
「あ……」
秋埜が巴月の額にキスを落とす。
まぶたに、頬に……唇に。
ちゅ、ちゅ、と小鳥のような触れるだけのキスを繰り返し、繰り返し、角度を変え唇に熱を灯す。
あまりにも甘く優しいキスに、失いかけた巴月の熱が再び戻ってくる。