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私はまだ女でありたい
第1章 温泉
夫は私を見て、驚いている。

「ええ!奥さん⁉」

紗菜さんも驚いて身体を隠している。

これで浮気現場を押さえた。

そう思っていた私が馬鹿だった。

「見られたか。」

そう言って夫は、震える紗菜さんを抱きしめたのだ。

「悪い。俺はもう紗菜の事しか頭にない。」

「えっ……」

紗菜さんの目から、涙が零れる。

「別れて欲しい。」

間違っている。

あなたが抱きしめるのは、この私なのに。

私は愕然と、膝を着いた。

「いらないのは、私の方?」

私の声は震えていた。

「すまない。慰謝料は払うから。」

私は立ち上がると、クローゼットからバッグを取り出し、自分の服を投げ入れた。
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