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9歳差のジレンマ
第1章 今の晴菜と今の俺
晴菜の友達が次々と電車を降り
俺と晴菜も次の駅で降りた。
晴菜は携帯をいじって
今日の合コン相手に同じ分のメールを送っているのだろう。
「晴菜さ。合コンをやめろとは言わないけど、時間を考えろよ。制服で行くのもまずいだろ?」
その質問に晴菜は携帯をパタンと閉じた。
そして俺のほうを向いた。
「晴菜さ。彼氏は?作らないのか?」
「私、彼氏はいらないもん」
「はぁ?あんだけ合コンしてるのに?」
「・・・・私、彼氏がほしくて合コンしてるわけじゃないもん」
はぁ?
「高校生活ってものを満喫したいの。
S女ってネームバリューを最大限に利用したいの!
高校生は3年間しかないんだよ? 楽しく過ごしたいの。
だから合コンは制服で行くよ。
向こうはS女の女子高生と、合コンしたいんだもん!!」
なんだそりゃ・・・
「純にぃだって高校大学と散々遊んだでしょ!私だって、今がそのときなんだよ?」
「男と女は違うだろ?」
「屁理屈!いいの!私は旬のネームバリュー最大限に楽しむの!」
俺と晴菜も次の駅で降りた。
晴菜は携帯をいじって
今日の合コン相手に同じ分のメールを送っているのだろう。
「晴菜さ。合コンをやめろとは言わないけど、時間を考えろよ。制服で行くのもまずいだろ?」
その質問に晴菜は携帯をパタンと閉じた。
そして俺のほうを向いた。
「晴菜さ。彼氏は?作らないのか?」
「私、彼氏はいらないもん」
「はぁ?あんだけ合コンしてるのに?」
「・・・・私、彼氏がほしくて合コンしてるわけじゃないもん」
はぁ?
「高校生活ってものを満喫したいの。
S女ってネームバリューを最大限に利用したいの!
高校生は3年間しかないんだよ? 楽しく過ごしたいの。
だから合コンは制服で行くよ。
向こうはS女の女子高生と、合コンしたいんだもん!!」
なんだそりゃ・・・
「純にぃだって高校大学と散々遊んだでしょ!私だって、今がそのときなんだよ?」
「男と女は違うだろ?」
「屁理屈!いいの!私は旬のネームバリュー最大限に楽しむの!」