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9歳差のジレンマ
第1章 今の晴菜と今の俺
「ねぇ?純にぃ?」
「ん?」
夏の風が吹いた後に晴菜が俺のほうを見ないまま話を続けた。
「私、バージンなんだ」
「はぁ?」
お・・俺にそんなことを告白してどーする!
25歳にもなってバージンという言葉にうろたえるのはおかしいかもしれないけど
妹の性生活は聞きたくない・・・
「こんだけ合コンしても誰ともセックスしてないの。貞操観念はあると思わない?」
「・・・・・」
「だから、純にぃが心配するようなことは何もないと思うよ?」
バージンじゃないの。と告白されたら、それはそれでショックだっただろう。
生まれたときから知っているかわいい妹が
もう誰かの手でオンナにされたんだというのは知りたくない。
誰かの腕の中で
そのオトコの名前を呼ぶ晴菜なんか想像もしたくない。
・・・が!!!!
が!だ!
バージンなの・・・と告白されたら
それはそれで別の心配があるだろうがよ!
たちの悪いオトコと合コンして無理やりなんてないだろうな?
変な男にひっかかって無駄にバージンささげないだろうな?
とかよ!
「ん?」
夏の風が吹いた後に晴菜が俺のほうを見ないまま話を続けた。
「私、バージンなんだ」
「はぁ?」
お・・俺にそんなことを告白してどーする!
25歳にもなってバージンという言葉にうろたえるのはおかしいかもしれないけど
妹の性生活は聞きたくない・・・
「こんだけ合コンしても誰ともセックスしてないの。貞操観念はあると思わない?」
「・・・・・」
「だから、純にぃが心配するようなことは何もないと思うよ?」
バージンじゃないの。と告白されたら、それはそれでショックだっただろう。
生まれたときから知っているかわいい妹が
もう誰かの手でオンナにされたんだというのは知りたくない。
誰かの腕の中で
そのオトコの名前を呼ぶ晴菜なんか想像もしたくない。
・・・が!!!!
が!だ!
バージンなの・・・と告白されたら
それはそれで別の心配があるだろうがよ!
たちの悪いオトコと合コンして無理やりなんてないだろうな?
変な男にひっかかって無駄にバージンささげないだろうな?
とかよ!