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9歳差のジレンマ
第1章 今の晴菜と今の俺
提案と見せかけた、モーションじゃないかと疑わなかったわけじゃない。
ただ・・・
面白そうだな。と思ったから俺は新しいビールジョッキを頼み
「商談成立」と
ジョッキを軽く上げて見せた。
あれから半年・・・
確かにあれは告白ではなく提案だったらしい。
俺たちはあのとき間宮が提案したとおりの
都合のいい関係でお互いに満足していた。
「矢野君。今日9時ごろまでに終わるなら飲みに行かない?」
間宮が誘ってきたので久々に飲みに行くことにした。
何杯目かのビールを空けたときに
間宮がから揚げをつまみながら言った。
「なんかさ?付き合う前と矢野君のイメージが近頃違う」
「ん?惚れたか?」
「それはない」
即答かよ・・・
ま、間宮だからな。
「これでもモテるんだぜ?」
俺もから揚げを食べながらいう。
「あ~。それはどーでもいいんだよ」
いいのかよ・・・・
「なんていうのかな~・・・矢野君、好きな子できた?」
好きな子????
「出来ないよ?俺だってレンアイは、いいもん」
ここ半年で新たに知り合った女・・・?
いねーな。
ただ・・・
面白そうだな。と思ったから俺は新しいビールジョッキを頼み
「商談成立」と
ジョッキを軽く上げて見せた。
あれから半年・・・
確かにあれは告白ではなく提案だったらしい。
俺たちはあのとき間宮が提案したとおりの
都合のいい関係でお互いに満足していた。
「矢野君。今日9時ごろまでに終わるなら飲みに行かない?」
間宮が誘ってきたので久々に飲みに行くことにした。
何杯目かのビールを空けたときに
間宮がから揚げをつまみながら言った。
「なんかさ?付き合う前と矢野君のイメージが近頃違う」
「ん?惚れたか?」
「それはない」
即答かよ・・・
ま、間宮だからな。
「これでもモテるんだぜ?」
俺もから揚げを食べながらいう。
「あ~。それはどーでもいいんだよ」
いいのかよ・・・・
「なんていうのかな~・・・矢野君、好きな子できた?」
好きな子????
「出来ないよ?俺だってレンアイは、いいもん」
ここ半年で新たに知り合った女・・・?
いねーな。