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年上主義
第8章 図書室遊戯①

「アヤシクナイヨ!オイシイヨ!」

「じゃ、そのロボットみたいなしゃべり方なんですか!」

「刺激的なだけだよ!刺激的なだけだよ!」

「なんで2回…」

伊藤先輩と話していると3時間なんて30分くらいに感じられるし
嫌な事も忘れて自然に笑い合っていられる

人の数ほど恋はあると言うが
僕のこの感情もそれに含まれるのだろうか

不意に高橋が言ってた事を思い出した

「先輩って…好きな人います?」

思い出した事が勝手に質問になって出て来てしまった
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