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年上主義
第8章 図書室遊戯①
「な、なんだい!君、唐突にっ!」
僕の質問を予期していなかった先輩は真っ赤な顔で慌てている
「いや、3年だしいるのかなぁと…で、その人はそのお菓子食べたのかなぁと」
言った瞬間に伊藤先輩は吹き出してお腹をかかえ大爆笑する
「ごめ、思い出したっ!あはははは!あいつね、鼻から出したっ!くっ…あはははは!!」
よっぽどのツボだったのかヒーヒー言いながら笑う伊藤先輩を見ながらズキリとした痛みが胸に走るのを感じた
「鼻からって…大分、危険な品物じゃないですか…」