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年上主義
第9章 電車通学③
「だから、青春?」
「青春じゃないですよ!!」
何を言って良いのかわからずに反復して否定する
「いんや!私にとっては青春!だけど…ごめんね?」
急にしおらしく謝られて怒りに似た驚きはしゅるしゅると音を立てて萎んだ
「失恋記念のサービスって事に!ならないかな…?」
努力された明るさは広範消え失せていた
「…いえ…こちらこそ怒鳴ってすいませんでした!でも、僕…彼女以外に考えられないので…その…」
「ちゃんとそう言えちゃう内田君って良いと思うよ!」