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年上主義
第1章 電車通学①
頭の中に浮かんだ言葉が勝手に口から滑り出して笑い転げる彼女の他にもすれ違う見ず知らずの人たちまで苦笑いを浮かべながら僕を見ている事に気付いて顔が熱くなる
「す、すいません!」
「う、うん…ごめん、ツボった」
彼女は笑いを堪えながら真顔を保とうとしているのが解る
見ているだけでは分からなかったけど、綺麗は綺麗なままだけど、良く笑う
その笑顔は凄く可愛いらしいって事を知った
「私は羽田早苗、24歳O型水瓶座」
僕が言った事を教えてくれるが星座まで言った後はまた吹き出し笑っている