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年上主義
第1章 電車通学①
「えーっと…お付き合いだっけ?」
「え!?あ、は、はい!すいません!」
「謝らなくて良いって、お付き合いかぁ…」
なんとなく断られる予感がしたし、それが普通だと思った
自分が女だとして3ヶ月もしつこく痴漢してくる野郎なんかにどうして心許せるだろうか…
「とりあえず、お互いを知らない訳だしゆっくり話さない?」
「あ、は、はい!」
「日曜はどう?」
「はい!!よろしくお願いします!」
勢い良く頭を下げる僕を見てまた爆笑する羽田さんはイメージよりずっと僕の心を縛り付けた