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第9章 電車通学③

（え！？ちょ！？）

下半身ばかりか心まで罪悪感を忘れてしまったのかドキドキと高鳴る

その原因は伸びた手がベルトを外して行ったからだ

（なんで、今日はこんな事ばっかり…早苗さん…助けて…）

彼女に助けを求めるなんて不甲斐ない事は重々承知の上でそう懇願する

「止めてください…」

男なのに痴女にそんな風に言う事も屈辱的だったが、早苗さんを裏切るよりはまし
ぎゅっと目をつぶり絞り出す思いでか細い声を出した