この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
年上主義
第3章 個人授業①
「歴史がちょっと弱いかなぁって感じだけど…家庭教師つける程じゃないような…」
「兄貴と比べたら…あんま良くないから」
そう言った僕の声は自分で意識してないのに微妙に暗くなってしまった
「星児君と比べるのが、間違ってる!アレは人間じゃない!」
キッパリとバケモノ扱いされる兄だが…確かにその通りで笑える
「とりあえず始めようか!人に教えるのあんまり得意じゃないけど、よろしくね!」
「いや、こちらこそ」
そう言った言葉が謙遜だった事にすぐに気付くくらい教え方が上手い
学校の先生なんかより全然頭に入って来る
「兄貴と比べたら…あんま良くないから」
そう言った僕の声は自分で意識してないのに微妙に暗くなってしまった
「星児君と比べるのが、間違ってる!アレは人間じゃない!」
キッパリとバケモノ扱いされる兄だが…確かにその通りで笑える
「とりあえず始めようか!人に教えるのあんまり得意じゃないけど、よろしくね!」
「いや、こちらこそ」
そう言った言葉が謙遜だった事にすぐに気付くくらい教え方が上手い
学校の先生なんかより全然頭に入って来る