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年上主義
第3章 個人授業①
何年も勝手に失恋した気分になってたのがバカらしくなるくらい、たった一言で晴天の心模様に切り替わった
「い、今、彼氏とかいる?」
「いないいない、私の周りの男子ってホント変なのばっかでさー…まず恋愛対象にならないんだよね」
「それ、僕も含まれてる?」
「まさかっ!!なっちゃんなんて普通の極みじゃないの?周りの男子に比べたらミジンコとアフリカ像くらい違うよっ!」
優しくて温厚な美琴ちゃんにここまで言わせる人たちってどんなんよ…
ますます、美琴ちゃんと同じ学校に通いたい気持ちが強くなる