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年上主義
第1章 電車通学①
人並みに押されぎゅうぎゅうと反対のドアの方まで進む
もはや戦場だ
アナウンスと同時にドアが閉まる頃に動きは制限される
ふとドアを見ると
あの女の人が映っている
つまり僕の前にいるのだ
身体は密着して帰りだと言うのに髪からはシャンプーの香りすら届いてきそうだった
余りの偶然に緊張してしまう
緊張と同時に密着する身体に意識は取られ
綺麗なスーツのスカートに当たる股間に集中してしまう
(ダメだ…どうしよう)
必死に押さえようとしても言う事を聞かない