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年上主義
第5章 夜の星①
それほどの空間を段ボールが占めているのだ
当然、人間は壁に寄せられる
(ぁぁ…良い匂いするしっ!)
俺の前に立つ小林さんのうなじがやたら色っぽく俺を誘ってくる
(いやいやいや!相手は人妻!正気を保て佐々木星児!!)
そう思った矢先に小林さんの体重が俺の体に触れる
下心あってここに立っている俺には充分な刺激で男の生理現象が下半身を襲う
(ヤバい!これじゃ、なんか狙ってたみたいじゃんか!)
降りる階は7階
後5階分の時間を耐えなければならない