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血ダマリ美青年の狂気愛
第4章 囚われた身体

彼女が眉根を寄せると、いっぱいに広げられた中が反応するようにひくりと蠢いた。まるで感じているかのように。
「ぅぅぅ……!」
「ク…っ」
蜜壷に自身を沈める男の興奮が、ナカの蠢きに呼応する。
ゆっくりと律動を始めると、禁忌を擦りたてられる異様な感覚に肌が栗立った。ただすぐに、それは痛みとは別のものを含んでいると気が付いた。
「うう、あ…!」
彼が腰を使うたびに正体不明の感覚がにじんで下肢をじわじわと支配してくる。
慣らす動きで揺さぶられると少しだけ締め付けが緩んで、その隙をついて奥まで侵入された。
ズッ...!
「──…アアッ…!」
深い──。
驚いた足先が反応し、つま先があがる。
下腹部どころか頭の先まで長い槍に貫かれたかのよう。
ビリビリッ…と衝撃が走って、喉を仰け反らせた。
「ハァ…ッ…」
「ああっ…──は…//……ああ……!」
──そして肉塊が引いていく。
彼の凹凸に蜜路のヒダを抉られて…
鼻にかかった声が無意識にもれていた。
ズズズ...
「……ぁ//……あああ」
──グチュン!
「…ッ─ぅああん!」
ズチュッ...グチュ
...グチュ!!
ズズ...ッ
余韻にひたる時間は与えられず
指や淫具では届かなかった場所を丹念に責められている。
少女の背が伸びあがろうと動いたが、椅子に拘束されたままでは不自由だ。
破瓜の痛みすら押し流そうとする淫靡な腰つきは、確実に、彼女の身体を快楽で染めようとしていた。
「…ああっ!…ああっ!…は、あ、あつ…い…//」
「ハァッ……ハァッ……」
「や……アアッ…// 熱、い……!」
激しさや苦しさを凌駕して、より明瞭に込み上げてくるのは 熱さ だった。
ひと突きごとに重たい熱がじゅわじゅわと溢れ、とぐろを巻いて腹の底に居座る。
肌を真っ赤に染めて訴えると、そんな少女を見る目を細めて、青年は口の端をあげた。
「ハッ…!…っ…だったら、ココは、どうだ?」
「あああっ…そん、なぁ……//」
彼の長大な楔( クサビ)は子宮口にも達して、そこも叩かれる。
焼けきれる。腰骨が蕩けそうになる。
何度も打ち付けられるから、そのうち下半身が痺れて、快感以外の感覚が失われていった。

