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浦島太郎×BestEnding
第1章 竜宮城の招待
「本日は太郎様を竜宮城へお連れしなければ私たちは死罪にて鮫の餌食でございます…」

船頭の少女はその場に泣き崩れてしまいました。


「それだけで死罪とは哀れな…」

太郎には理解できませんでした。
あまりにも酷い罰と感じたのです。


「死でもって償いましょう…」

「太郎様は母上様の身を案じて主の招待を辞退したのですから」

亀の少女は船頭の少女に言い聞かせた。


「お願いです。太郎様!どうか竜宮城の乙姫様にお目通りだけして頂きませんか?」

「乙姫様に太郎様から事情を伝えて頂ければ、まったく罪には問われませぬゆえ」

船頭の少女は太郎に訴えました。
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