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君とメメント・モリ
第3章 クリスマスイブは、やるせなさとともに
大切にしてきたものが、まるで凛を裏切るかのように手の中をするりと滑り落ちていく感覚。これは以前もどこかで味わった、虚しさと寂しさだった。

凛の心の奥で、暗くて重たい何かがどろりと溶けだすような気配がした。

怒り、嫉妬、悲しみ、あらゆる負の感情が心の奥で煮詰まり醸成し、混ざり合い、どろどろになって腐臭を放っているかのようだった。

涙も出なかった。動悸が激しくなり、吐き気がする。
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