この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
君とメメント・モリ
第8章 その男とはあれをやったのか
男はさらりととんでもないことを言ってのけた。
凛はしばらく返答に詰まって男の顔を見つめていたが、その甘い顔立ちに屈服するように肩を落として答えた。

「あまり、“性交しろ”っていう誘い方は、ないと思います」

その誘い自体を拒むのではなく、言い方の問題なのか、と凛は自分自身の軽さに呆れた。

「じゃあ、なんていえばいい?」
「そうですね・・・あまり、言葉で誘う事ってないかもしれません」

凛は言いながらどぎまぎした表情で目を伏せた。きちんとした手順を踏んで私を誘ってくださいと言っているようなものだった。
/294ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ