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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第9章 湯の花温泉
『所での話なんやけど、
自分さ…、素股はできんの?』
すまた…??
直哉が素股の意味が分かっていない
一花に見せる様に、自分の左手の
指で輪っかを作るとズボズボと
その輪の中に右手の人差し指を
出し入れして見せて来て。
『素股言うんは、中に入れんと…、
チンコにマンコ擦り付けて、
そないしとるみたいにするやつやで』
左手の指の輪に右手の人差し指を
スリスリと擦り付けて見せて来る。
「…そ、それは…母からは
教えて貰っておりませんが…」
『まぁ…そうやろうなぁ…。
そんなん普通は…せぇへんし
夜の仕事しとる女がする事やしなぁ。
ローション持って来とるし…、
素股のやり方…俺が教えたろな…』
露天風呂から出ると…
バスタオルで身体を拭いて。
直哉様が下着は付けないで
浴衣だけ着る様にと言われたので。
温泉浴衣1枚だけを身に纏った。
リビングのスペースの奥側の、
位置的には和室の奥の
ベランダの露天風呂の隣に。
小さなスペースがありベッドがある。
ベッドのサイズはキングサイズの
大人が2人寝転んでも十分な
大きさのベッドがある…。
ベッドの両サイドには…
和風のライトがあって。
部屋の明かりを枕元のスイッチで
調整して…ランプだけにすると。
ベッドルームがぼんやりした
ムードのある雰囲気の空間になる。
『どないしてんな…』
「ベッド…1つしか…」
『1つあればええやん…。
こんなけ大きいねんから…
これで一緒に寝ればええだけやん。
毎日一緒に俺と寝とって、
布団並べて寝るんは良くて
1つのベッドでは、
寝れへんなんてあらへんやろ?』
ベッドの上に上がると
こっちにおいでと
ベッドの上から手招きをして来て。
直哉の方に引き寄せられる様に
ベッドの上に一花が上がった。
直哉の膝の上に座る様に言われて
浴衣の前を開いて、
直哉の膝の上に座ると。
『一花ちゃんから…
俺に…チューしてみてん?』
自分から…キスをする様にと
直哉がこっちに促して来る。