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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第10章 京都水族館

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3月4日

私は…その日の朝は
京都の亀岡市にある
高級温泉旅館のキングサイズの
ベッドの上で迎えていた。

一緒に眠っていた直哉は
まだ夢の国に居るみたいで。
ベッドサイドテーブルに
小さいサイズのお酒の空の瓶が
置いてあったので。

あの後…まだ…直哉様は
お酒を飲んでいた…みたいだけど。

お手洗いに行って、
ベランダにある露天風呂の
昨日そのままにしてたお湯を抜いて。
お風呂に入ろうと言っていたので
露天風呂に適温のお湯を張って行く。

『ん~一花ちゃん、
おはようさん…、おおきに。
お湯張りしとってくれたんやね?』

大きく前が肌蹴た浴衣姿で
直哉が和室からこちらを見ていて。
ふあぁ…と眠そうにあくびをしている。

「おはようございます、直哉様。
今、コーヒーお淹れ致しますので
ゆっくり…あちらで
お寛ぎになってお待ちください」

『ん~?そうなん?
コーヒー淹れてくれるん?
別に…コーヒーやのうても
緑茶でもええで…?お茶もあるやろ?』

「でしたら、お茶をお淹れ致しますね。
お風呂のお湯張りは…もうしばらく
掛かりそうな感じですので……」

一花がお茶を淹れる為のお湯を、
備えつけのポットで沸かして。
直哉の分とついでに自分の分の
緑茶を淹れていると。

和室の机の横の、台から
直哉がたまねぎせんべいを出して
ポリポリとそれを食べていて。

『これ、美味いで。
淡路島の玉ねぎのせんべい
一花ちゃんも食べぇや』

ふんわりと玉ねぎの
香りと優しい自然な甘さが
塩味と一緒に感じられて。

「美味しい…です」

『せやろ…、後で下の店で
せんべい買うて帰ろか』

お茶を飲んだ頃には、
ベランダの露天風呂の
お湯張りも出来ていたので。

朝の爽やかな空気と
山間の木々が茂る景色を
楽しみながら直哉と一緒に
露天風呂に浸かっていると。

『折角やし…俺のチンコでも
一花ちゃんに咥えて貰おかな…?』

ここは部屋の露天風呂なので
誰かが来る心配もない…からと。
直哉がそんな提案をして来る。


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