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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第11章 カゴノトリの生活

お琴は…私がこの中に居ても
先生に来て貰って
お稽古をつけて貰う事はできるから。

オオサンショウウオのぬいぐるみに
お稽古の様子を見守って貰いながら
日夜お稽古に…励んでいるのだが。

『また…戻ったら…、
俺にお茶立ててな』

「はい、勿論…喜んで…」

このお屋敷には…使われてなかったけど
お茶室が庭の端にあって、お掃除は
定期的にして管理はしては居たが、
長い事…あるだけのモノだったらしいけど。

私がお茶を立てられると知って
直哉様がお茶室を使える様に
綺麗に畳を張り替えて
修繕する所はして貰って。
お茶を…飲めるようになって居る。

お茶の先生にも…来て貰って
お茶のお稽古も…させて貰って居る。

お茶とかお花のお稽古の日は…
いつもの座敷牢の中ではなくて、
あの…3人…の…使用人さんが
部屋の3方に待機してる状態で
習い事をさせて貰えてはいるんだけど…。

『なら…仕事…行く前に…
いつもの…お願いするわ』

座敷牢の前の畳の小上がりの上で
直哉の前に跪いた。

「失礼をさせて頂きます…直哉様」

直哉様は…ここに私を
閉じ込める前に…口淫を
いつも…のお約束にしてるから…。

『この袴…出し易うしてあって
チャック付いとるやつやねん』

男性用の袴には…、物によっては
チャックでズボンみたいに
開閉をする事が出来る物や。
ボタンで留めるタイプの
おトイレするのが楽な物も…
あるにはある…ので…。

ジジジジィ…と
ファスナーを降ろして
ボロン…と自分の陰茎を
直哉が取り出すと。

自分のモノに手を添えて、
まだ…元気のない状態の男性器の
先端の部分をピトピトと…
一花の顔に触れさせてくる。

スリスリと擦り付けられると
段々と元気のない状態だった
直哉様のその部分が…
大きく…そそり立って形を変えて行く。

『しゃぶってん?』

大きくなった陰茎に一花が
うっとりとした視線を向けていて。

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