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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第12章 嵐山

『その箱に何が入っとるんか、
開けてみたら分かるで?』

この箱を開けてみれば
答えが分かると直哉が
一花に対して言って来て。

促されるままに、その箱を開いた。

「これ…は……」

箱の中に入っていたのは
アンティーク調のトリカゴに
入った鳥のオルゴールで。

『それ……、ええやろ?』

「直哉様…これ…もしかして…
さっきのオルゴールの所の…」

オルゴール博物館の
オルゴールショップで、
売られていたオルゴールに
こんな感じの物があったような気がする。

さっき直哉が購入していた
オルゴールが…どこかの
誰かの為のプレゼントではなくて。

私の為の…プレゼント…だったんだ…。

一花がぎゅっと
自分の胸に抱く様にして
そのオルゴールを包み込む。

「直哉様…これ…、
ありがとう…ございます…ッ
大切に…させて頂きます…」

『そんなんええって、
オルゴール1つ
もろた位で大層やで?』

「でも…、その…、
嬉しかった…ので…ッ」

『一花ちゃんには
色々と頑張ってもろとるしな』

それは…来月の宴席の為の
お琴のお稽古だろうか?
それとも…、夏に向けての
お茶とお花のお稽古の事だろうか?

「いえ…お稽古事は…
物心ついた頃からしておりましたので」

『そう言う真面目なお稽古や
ない方の…夜のお稽古とかもな?』

「夜の…お稽古…ッ」

直哉がそう夜のお稽古と
毎日の様にされている
直哉の手によって施されている
夜のお作法についての手ほどきの事を
その様に称して言って来て。

『他のお稽古は…週に1回とか
多くても2回とかやけど、
こっちのお稽古は毎日しとるやろ?』

椅子に腰を掛けて
窓の外の景色を楽しんでいる
直哉が自分の足の間を
大きく開いて座り直して。

足を開いて座って居る
直哉の足の間に入って
床の上に跪いて、
直哉の着物の前を開くと。

直哉のモノに一花が
自分の口を使って奉仕をする。

よしよしと…可愛がる様に
直哉の手が一花の
頭を撫でつけて来て。
その心地良さに目を細める。

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