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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第14章 番外編 須磨シーワールド 前編

そんな恐ろしい提案をされてしまって。
ブンブンと一花が自分の首を
それは無理と否定する様に横に振る。

ジュブジュブと…アソコを…
直哉様の…ペニスで掻き回されて…。

与えられる…快感に…
喘ぐままになっていた…。

「あっ、あっ、ああぁあっ
んあ、あああ、ああああ――ンッ!!」


ーーーー
ーーー
ーー


あれから…どれぐらいの…

時間が…経っただろうか…??

日付は…2024年の6月4日になって居た。

隣の布団を見ると

直哉様は寝巻を着て寝息を立てていて。

自分も下着は付けてはいないが

寝巻を着せてもらって居て。

同時責めで気持ち良くなり過ぎちゃって

また…寝落ちしてしまった様だった。

直哉様に与えられて

教えられる快感には…終わりが無くて

何度イってもイっても…

また次の絶頂が…やって来て…。

ここまでで…と言う終わりが見えない…。

自分の身体は素直にそれに反応して

快感を…貪る様になるばかりだ…。

ちゃんと…抱いて貰える様にはなったけど。

元々…戯れみたいに…私を飼い出したのだ

飽きてしまえば…捨てられるんじゃないかって

そんな不安が…無くもない…。

そうなれば…自分の家に…帰ればいい

元の生活に戻ればいい……自分にとっては

家の借金も無くなって…自由になれる

それは悪い事じゃないはずなのに…。

それを…怖いと…思ってしまって居る…。

この…人に…愛でられる…
愛玩される暮らしは…、
私を…少しずつ…変えてしまって居た。

直哉様…無しで…生きられない身体

自分が…そうなって行って居る
そう直哉様に…抱かれる度に…
そう…変わって行く…。

自覚を…感じていた…。


ーーー
ーー


2024年6月4日

今日は市内でちょっとした
お仕事があるのだそうだ。

大した仕事じゃないので
朝の起床もゆっくり目で…
一緒にお風呂に入って…
直哉様に朝のご奉仕をして…。

喉の奥に…吐き出された
精液を飲み込んで
丁寧にお掃除フェラをして行く。

『今日は…自分が着付けてくれへん?』

「わ、私が…ですか?」

着付けはあの3人のお仕事だったので
私はその戯れの様な、
直哉様の提案に驚いてしまって居た。



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