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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第14章 番外編 須磨シーワールド 前編
直哉の上で…腰を振って…
自分が感じて喘いでいる姿が
大きな窓に映り込んでいる…。
その自分の恥ずかしい姿の向こうに
夕方に行った神戸のランドマークの
ポートタワーの姿が見える…。
『部屋から…さっき行った
ポートタワーがよー見えんなぁ…』
「んあああぁんっ、あんっ…ああぁッ」
ズンッと下から突きあげられてしまって
後は…こっちは喘がされるままで…。
ーーー
ーー
ー
そして…
今は……。
私は……2回目のセックスの後
イキ疲れて寝てしまったみたいで…。
気が付いたら…バスローブを着せられて
ベッドの中にちゃんと納まっていた。
そっと…ベッドを抜け出して、
冷蔵庫に冷えていた
サービスのペットボトルのお水で
乾いていた喉を潤した。
バスルームの所に…おトイレがあるから。
今の内にお湯も抜いて置こうと思って
そのまま一花はバスルームへと向かった。
バスルームのブラインドも…
全開で開けたままだから
神戸の夜景が…窓の外には広がっていて
まるで宝石箱をひっくり返したみたいに
キラキラと瞬いて居るのが見える。
『お湯…もう…冷めてしもてる?』
「なっ、直哉様…起してしまいましたか?」
『いや…俺も…結構飲んどったから
そこに用事あって…来ただけやで?』
確かに…フリードリンクのプランで
飲めるアルコールも色々あったので
直哉様もお酒が進んでいる様子だった。
差し湯しといてと私に声を掛けて
そのままおトイレに用を足しに行って
トイレの後はそのままシャワーを
軽く浴びにシャワーブースに入って行って。
『自分も…ちょっと…身体…流さへん?』
シャワーブースのドアを少し開くと
そう中から声を掛けて来たので。
一緒にその中に入って軽く身体を流した。
その後は…差し湯をしたビューバスに
一緒に直哉様と浸かって…。
夜景が見える窓に手を付かされて…
後ろから…アソコを舐められてしまって。
そのまま…後ろから……そのつもりで
ゴム持参で来ていた直哉様に
バスルームで抱かれてしまって……。
茹で上がりそうになったのを…
ベッドまで運んで貰って……。
ラ・スイート神戸ハーバーランドでの夜は
こんな風にして…更けて行った。
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