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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第15章 番外編 須磨シーワールド 後編
『とりあえず…今着てる
その小紋は脱ごな…?』
そう言われて…直哉の手で
丁寧に着物を脱がされて行く。
自分の着ている着物も
脱ぎ慣れているから脱ぐのが早くて。
私は…丁寧にかつ綺麗に
脱いだ着物と襦袢を畳んで
お約束の様に用意されている
たとう紙に包んで紐を結んだ。
こっちが…下着姿で
着物を畳んでいるのを
嬉しそうな顔をして直哉様が見ていて。
『いっつも思うけど、
先に畳まんでもええない?』
「でも…先に畳んで置かないと
いつ…畳む時間があるか…わかりませんし…」
えっちな事をしてしまうと…
うっかり寝落ちしてしまったりして
お風呂に入ったりしたら
また、えっちして…そうしてたら
きっと眠たくなっちゃうから
畳む時間なんて…無い様な気がする。
『そのままほったらかしでも、
どうせ荷物取りに来るんやで?』
直哉様は旅行に行くからって
スーツケースに荷物を用意しない。
いつも宿泊先に翌日の着替えが
きちんと用意されていて。
その日に着ていた物も
部屋のクローゼットに置いたままだ。
だから…誰かが先回りして
荷物を…お部屋に用意して。
誰かが荷物を回収に来てる訳で。
多分…直哉様は…私が毎回している
この作業をしなくていいって
言いたいんだろうけど……。
『畳みたいんやったらええんやけどな…』
直哉様は先にバスルームに向かって
自分の身体を洗い始めていて
全部をたとう紙に収納すると
一花も直哉の後を追いかけた。
『終わったん?』
「はい、終わりました」
身体を備え付けのボディソープで洗って
それから一緒に水槽が見える様に
直哉様の開いた足の間に
納まる様にして湯船に浸かる。
後ろから…直哉様がこっちの
おっぱいに手を伸ばして来て
後ろからおっぱいを揉まれる。
クリクリと…おっぱいの先の
突起を…弄られてしまって。
「んっ…、あっ…んっ…」
『風呂入りながら一緒に
魚泳いどる水槽…眺られて。
一花ちゃんの乳揉めるし、
ええ部屋…やなぁ…ここ』
「あっ…んんっ…はっ…あんッ…」
『縁に腰かけて…足開いてん?』
水槽に背中を預けて
一花が浴槽の縁に座ると
直哉に見える様に自分の足を開く。