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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第15章 番外編 須磨シーワールド 後編

さんふらわあの
大阪北港から別府を結んでいる
さんふらわあ くれない・むらさきに
今度九州で仕事があったら
乗せてくれると直哉が言って来て。

『まぁ…船やからな…
部屋はヘボみたいに狭っまいけどな…。
自分が乗ってみたいんやったらの話やで?
とりあえず…茶飲んだら、
飯の前にあの風呂一緒に入るやろ?
まぁ…入るだけやあらへんけどな』

「では…お湯張りをしてまいります…」

『ん~、頼んだわ…おおきに』

お風呂は…新しいだけあって
ピカピカの新しいお風呂なんだけど。
2人で入るには…狭い感じがする。
いや、普通に大人が足を伸ばして
入れるサイズだから普通なんだけど…。

いつも泊っているお部屋のお風呂に
比べたら…2人で入ろうとしてるから
余計に…そんな目で見てしまうんだろうけど。

昨日のラ・スイートのお風呂に
バスソルトがあったから…
つい貰って帰って来たんだけど…。
ここのお風呂に…バスソルト入れよ…。
自分の手荷物のカバンから
バスソルトを出して来て
バスルームに入れに戻って。
サラサラと…バスソルトを入れる。

ここから…水槽越しに
リビングでテレビを見ている
直哉様の様子も見られるし。
この水槽の壁も…
ある意味…便利と言えば便利かも…?

『ああ、そうや…脱いだら
また着物着るん面倒やろ?
昨日着てたあのワンピースあるで?』

クローゼットに昨日の
あのワンピースが入っていて。
それに合わせる靴もちゃんと入れてあった。

「直哉様も…お洋服ですか?」

『そのつもりやけど、
着物の方が良かったん?』

「いえ、お着物姿もお洋服も
どちらの直哉様も素敵ですので……」

『あの…ワンピース…
自分に似合っとったからな…。
また…洋服も…買いに行ってもええなぁ…
明日…神戸の百貨店でも…
買い物しぃに、寄って行こか。
一花ちゃんはべっぴんさんやから
きっと何着ても似合うやろうしなぁ…』

と言う感じに…明日は
神戸の中心地の三宮に
ショッピングをしに行く事に
なりそうな感じになっていて。

『でも、買ったらどっかに
それ着て行かな勿体ないもんなぁ』

普段は着物だから、
洋服を買っても着る機会がなければ
単なるタンスの肥やしになるだけだけ…。


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