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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第16章 番外編 ~水辺の離れ Calme~
一緒にヒノキ風呂に浸かりながら
直哉がそう話をして来て。
明日は…久美浜にあるカルムに行こうと
もう…直哉様の中で決まっている様だった。
同じ京都府の中とは言えど…、
この貴船の辺りからは…
カルムのある久美浜までは4時間ほど掛かる。
ちょっとした旅行だなと思いながら。
直哉様が良い所だと言って居たので、
間違いはないお宿なんだろうなぁと
明日のお宿に…期待が膨らんでしまって居た。
『まぁ…ついでに…途中にあるし
天橋立でも…寄ってから行こか…。
んで昼に鱧でも食べようや』
直哉様は鱧がお好きだとは
前も仰っていたので
お昼には鱧を食べるつもりの様だ。
「天橋立…は、初めてなので楽しみです」
名前は知ってはいるが行くのは
初めてなので、天橋立に行けると聞いて
今から楽しみだったのだが…。
『天橋立…歩けるけどな…
歩いとったら単なる砂浜やで?
一花ちゃん…いつもみたいに
お仕事…して貰ろてもええ?』
お風呂の中で手を…股間に導かれて
直哉様の…ペニスに手を添えて
扱くと…そうしている間に、
硬くそそり立って来るのが…
自分の手の平の感覚から伝わって来て…。
ヒノキ風呂の縁に頭を預けて
直哉様の腰を手で支えながら浮かせて貰って。
湯船のお湯の中から…にょっきりと
生える様に顔を覗かせている
ペニスを…自分の口に迎え入れた。
お屋敷のお風呂場は広いから
洗い場も十分な広さがある。
前に直哉様が…ソープランドごっこ
をして遊べるようにマットを買うかとか
そんな話をちらっとしていたのだけど。
夏になって良い季節になったからと
大きな2リットルのペットボトルの
業務用のローションとセットで
マッサージマットを用意してくれたので。
えっちなお風呂屋さんごっこ…が…
最近の直哉様の…気に入っている
お風呂遊びになっているのだけど…。
ヌルヌルのピンクのローションと
ボディソープを洗面器に入れて
それにお湯を加えて調整して。
そのヌルヌルの液体を
マットの上に丁寧に広げて行く。
直哉様は私がそうしているのを
ヒノキ風呂の浴槽に肘を付きながら
嬉しそうに眺めているんだけど…。
『ヒノキ風呂で…マットプレイ
なんて…超高級店のソープでも
そんなん出来る店あらへんで?』