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第16章 番外編　～水辺の離れ　Calme～

こんな風に…言って強請れば…
直哉様は…喜んで下さるのでは…と
思うような…言葉を…選んだ…つもりだった…。

ズブッ…っと…後ろから…後ろじゃなくて
前の穴に…直哉のモノが入って来て。

「んああああっ！…そっ、そっち…はッ…」

違うと言いそうになったが
普通はそっちが普通だ…と…
どう言っていいのか…分からないけど。

ズブズブと…腰を揺すられて
指でズボズボと後ろの穴も…犯されて。
前も…後ろも…気持ち良くて
ギュウウウと…どっちの穴も…
収縮して直哉のペニスと指を締め上げる。

「あああぁあんっ…あんっ
あんっ、あっ、直哉様ッんんんぅ
あああぁっ、んああああぁあ…ッ！」

『今…生…チンコやねんで？
そないにマンコ締めたら…一花ちゃんの
中に出してまうかも知れへんで？』

そんな風に耳元で囁かれてしまって
キュウウン…と子宮が…
期待する様にして疼くのを…感じる…。
私が…自分で直哉様への感情を
曖昧にしようとすればするほど…
その反動の様に身体は直哉様に素直になる。

「んああぁぁぅ、ふっ、ふっ…
あああぁっ、あああぁあああん！！」

ビクンビクンっと…身体を
跳ねさせながらイってしまっていて
前でイっているのか…
後ろでイっているのか…ッ。
自分でも…わからない…
気持ち良すぎて…頭が真っ白になる。

ズルッ…っと前に挿入していた
ペニスを直哉が引き抜くと。

『ほんなら…一花ちゃん、
尻ん穴……俺が挿しやすい…様に
自分の手ぇで…拡げ…てみてんや』

後ろの穴様の…粘度の高い…
重たいテスクチャ―のローションを
自分のペニスの先に…
トロトロと…遠慮のない量…垂らして居て。

『ああ、勿体ない事してもうたわ…』

トロトロと垂れた分を…
お尻の穴の周囲に塗り付けて来る。

もう…前の穴でも…後ろの穴でも
何度も…直哉様の…を受け入れているから
私の…中が…直哉様の侵入を…
拒む事…なんて…全くなくて…。

『挿れんで？一花ちゃん』

ズブブブッ…と…お尻に…
直哉様の…ペニスが…挿いて来て。
直腸の壁を…擦り上げて行く。

「んふ、あっ、あっ、
あぁあぁんっ、あああんっ…ンッ！」