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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第16章 番外編 ~水辺の離れ Calme~

足をブラブラさせながら
リフトに乗って…山を昇って行く。

「今日は、お天気が良いですし、
風が…あって…気持ちいいですね…」

向こう側から降りて来る人が
スマホを必死に構えていて
何を撮って居るのかと振り返ると。
海の上に浮かぶ…天橋立が見える。

これ…帰りの絶景が絶景過ぎるッ……。

自分も帰りに…スマホで天橋立と
リフトに乗っている直哉様の
後ろ姿を一緒に撮らなくちゃと…
辿り着く前から帰りの事を考えてしまって居た。

上に…昇って…気が付いたんだけど。

ちょっとした…開けた場所が
小さい遊園地みたいになっていて。

サイクルモノレールとか
汽車とか…メリーゴーランドがあって。

『なぁ、あれ乗ろうや…
あんなちっこい観覧車見た事ないし』

ゴンドラが10個だけの
とても小さな可愛い観覧車があって。
直哉様が観覧車乗りたいと言うのは
意外でしか無かったんだけど。

「かわいい…観覧車……」

乗り物券を購入して…
その可愛い観覧車に乗って。
天橋立の絶景を堪能する。

天橋立と言えば…の股覗きが出来る
専用のステージみたいなのがあって。

着物ではちょっと…とまた覗きは遠慮して
スマホを逆さまにして1枚…画像を
撮影して直哉様に見せる。

『まぁ…せやろな、
天橋立にしか見えんけどな…
なぁ、皆食べとるアレ食べようや』

8月の汗ばむ季節なので、
他のお客さんが食べている
ソフトクリームを食べようと
直哉様が声を掛けて来て。

園内にある売店に移動する。
ここでは…天橋立プリンや、
この辺りの有名店である
ミルク工房そらのソフトクリームを
頂く事が出来て。

ソフトクリームを2つ…購入して
ベンチに座って頂いて。
絶景を楽しみながらリフトに乗って
さっきの駅に戻って来る。

そこからまた…お土産物屋さんや
飲食店のある場所を…歩いて
遊覧船の乗り場に戻って来ると。

今度は…さっきの場所ではなくて
現在地の文珠側から府中側へと
移動する事が出来る遊覧船に乗り込んだ。

おかしいなって思ったんだけど、
当然に本来ならダイヤがあって
運航している観光遊覧船を
自分達の為に貸し切りにしてるらしく。

私達だけ…しか…乗っていないのだけど。

海の上から…天橋立を見ながら…
12分程で反対岸になる府中側の
一宮駅に…到着する。


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