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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第16章 番外編 ~水辺の離れ Calme~
ズルンっと…中から引き抜かれると
グイっと腰を持ち上げられて
こっちが体勢を整えるよりも先に
バックから…貫かれてしまって居て。
その後は……激しく…
奥を何度も何度もノックされて。
「あぁああんっあっ、あああんっ
あっ、直哉様ッ、あああぁああん!!」
パンッパンッ…パンッ…パンッ…と
こっちが壊れてしまいそうなほど
激しいピストンで責め立てられて
イってしまって…も…
終わらないピストンにまたイっていて。
もう…何度目か…分からなくなって。
喘いでいる口の端から…
口を閉じる間も与えて貰えなくて
唾液をダラダラと…垂らしながら
悲鳴にも似た嬌声を響かせて
一花は連続した絶頂感を感じていた。
ドクン…ドクンっと…自分の中で
直哉…が射精をしてる感覚を
薄い隔たりの…向こう側に感じて。
そのまま…へなへなと…
ベッドの上に身体を崩すと…。
ずっしりと…上から…直哉が
自分の体重を掛けて圧し掛かって来て。
『……あ~、俺、
一花ちゃんに…
一滴残らず、搾り尽くされて
……しばらく動けへん…かも…やわ』
そう言いながら…グリグリと
腰をこっちのお尻に押し付けて来て。
「んあぁ、あぁんっ……んんっ…」
『しばらく…このまま…
ゆっくりして休憩しよーな…?
動けるようになったら…風呂入ろ…うや』
と……言いながら…ずしっと…
自分に掛かっている体重が…
さらに重くなったのを…感じて…。
すぅ…すぅ…と…寝息が聞こえて来る。
こんな事は…今まで初めての事で
直哉様が……寝落ち…してる??
終わった後に寝落ちするのは…
私のお約束…だったから…、
こんな風になる…お姿を…見ると言っても
後ろに居るから寝息しか聞こえないし
繋がったままで体重を掛けられているから。
私これ…動き様がない様な…気がする…。
時間にしたら…10分もしない内に…
寝落ちしていた直哉様が目を覚まして。
こっちに謝りながら…繋がったままに
なっていたペニスを抜いて
ゴロンと…そのままベッドの上に
寝転んでしまったので…。
ペニスに中途半端に引っ掛かっている
コンドームを…一花が
外してその口を縛ると。
置いてあったティッシュを数枚重ねて
コンドームを包んでゴミ箱に捨てた。