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カゴノトリは貴方の腕の中で鳴く
第3章 『私』のトリカゴ

1粒…金平糖を摘まみ上げると
自分の口の中に放り込んだ。

金平糖を食べ終えた頃には…
お昼ご飯が運ばれて来て。

木の格子の下の方に…
広めに取られている
配膳口の様な場所から…
お昼ご飯の乗ったお膳を受け取った。

この座敷牢に…他にも…
誰か閉じ込めたりしてたのかとか…
そんな事を…聞いみてたい…と言う
好奇心が…無いと言えばウソになるが。

聞いて後悔しても…嫌なので
知らなくていい事は聞かない事にした。

お昼を食べたら…お腹がいっぱいになって
眠たくなって来てしまった…。
ふぁ…っと…あくびが出て来て。

夜に…仕事から戻って来た
直哉様のお相手をするのであれば
今の内に…少し横になって
休んで体力を温存して置こうと…
一花が畳の上に横になった。

ちゃんと…ブランケットと
枕にするクッションもあるから。
ここで…ゴロンと…横になって
お昼寝も…案外…快適に出来る…。

ここの…左側の端っこに
ローテーブルがあって
パソコンでも設置して貰って。

その前に座椅子でもあれば…
ここで…何時間でも…
YouTubeを垂れ流して過ごせそうだ。

まぁ…家の中にテレビも時計も
置かないぐらいなのだから…
…そんな物は…置いて貰え無さそうだけど。

段々と…自分の瞼が重たくなって来て、
そのまま…眠ってしまっていた。

……しばらくして…、
昼寝から目を醒ましたものの…。
時計が無いから…時間が分からない…。

でも……おやつ…らしきものが…
配膳口…に置いてあるので…
…時間は…3時…ぐらいなのかな?

羊羹と…その隣には…
湯呑にほうじ茶が入っていたけど
ちょっとほうじ茶が温かったから。
ここに持って来て貰ってから…
時間が経っている…みたいだった。

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