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淫夢売ります
第16章 淫らな紋章:溺れる罪
シャワーのお湯が肌を打つ。手のひらで淫紋に触れると、ぼんやりと燐光を放っている気がする。股のあたりがヌルヌルとしているところを見ると、やはりあのまま眠ってしまったようだ。検査衣を誰が着せてくれたかとかは考えないようにしよう。
とりあえず髪の毛を洗い、その後、石鹸で全身をくまなく洗う。
お腹を擦るようにすると、ほんのりと体の中が熱くなるような感じがする。
何?
それが性的な興奮であることが分かるのに、それほど時間がかからなかった。
どうして?なにかの刺激があったわけでもないのに?
身体を洗う手の動きが、別の意味を帯び始める。
乳房をすくい上げるようにし、指先で乳首をくりくりとこねるようにする。
洗っている・・・わけじゃない。
身体が、快感を求め始めている。
浴室の壁にもたれるようにし、石鹸でヌルヌルになった左手で胸を弄り、右手で陰核を撫でる。ぴりっぴりっと心地よい刺激が身体に走る。その度に身体の奥底の熱がじわじわと疼いていく。
ついに、指を入れて、膣内の入り口でグチョグチョと動かしていく。
びくんと、軽くイッてしまった。
しかし、体内の熱は一向に冷める気配がない。むしろ、いや増しに増してきているようにすら思う。
明らかに淫紋の効果だ。自分で慰めるだけでは次第に収まらなくなってきている。
身体が欲しがっている・・・。もっと、強い刺激を。
男性を、求めている。
『一、淫紋は被験者の性欲動を徐々に高め、最終的には本来生体が持ち得る最大の状態にまでする。』
契約の一文が思い出される。
これがもっと強まっていく・・・。ああ・・・このままいったら私、どうなってしまうの?今ですら抑えるのが精一杯なのに、これがもっと高まってしまったら、コントロールが・・・。
(コントロールなんて必要なの?)
ふと、そんな考えが湧き上がってくる。
(気持ちいいの我慢するなんて、変じゃない?)
一度意識を向けると、次々と頭の中に考えが浮かんでくる。自分の考えなの?誰かの考えなのか?それとも・・・淫紋が私にこう考えさせているのだろうか?
(今しか感じられない快感を逃すなんて)
(我慢しないで、思いっきり挿れてもらおうよ)
(ほらほら・・・気持ちいいの我慢しないで)
(気持ちいい)
(気持ちいい)
(気持ちいい・・・)
とりあえず髪の毛を洗い、その後、石鹸で全身をくまなく洗う。
お腹を擦るようにすると、ほんのりと体の中が熱くなるような感じがする。
何?
それが性的な興奮であることが分かるのに、それほど時間がかからなかった。
どうして?なにかの刺激があったわけでもないのに?
身体を洗う手の動きが、別の意味を帯び始める。
乳房をすくい上げるようにし、指先で乳首をくりくりとこねるようにする。
洗っている・・・わけじゃない。
身体が、快感を求め始めている。
浴室の壁にもたれるようにし、石鹸でヌルヌルになった左手で胸を弄り、右手で陰核を撫でる。ぴりっぴりっと心地よい刺激が身体に走る。その度に身体の奥底の熱がじわじわと疼いていく。
ついに、指を入れて、膣内の入り口でグチョグチョと動かしていく。
びくんと、軽くイッてしまった。
しかし、体内の熱は一向に冷める気配がない。むしろ、いや増しに増してきているようにすら思う。
明らかに淫紋の効果だ。自分で慰めるだけでは次第に収まらなくなってきている。
身体が欲しがっている・・・。もっと、強い刺激を。
男性を、求めている。
『一、淫紋は被験者の性欲動を徐々に高め、最終的には本来生体が持ち得る最大の状態にまでする。』
契約の一文が思い出される。
これがもっと強まっていく・・・。ああ・・・このままいったら私、どうなってしまうの?今ですら抑えるのが精一杯なのに、これがもっと高まってしまったら、コントロールが・・・。
(コントロールなんて必要なの?)
ふと、そんな考えが湧き上がってくる。
(気持ちいいの我慢するなんて、変じゃない?)
一度意識を向けると、次々と頭の中に考えが浮かんでくる。自分の考えなの?誰かの考えなのか?それとも・・・淫紋が私にこう考えさせているのだろうか?
(今しか感じられない快感を逃すなんて)
(我慢しないで、思いっきり挿れてもらおうよ)
(ほらほら・・・気持ちいいの我慢しないで)
(気持ちいい)
(気持ちいい)
(気持ちいい・・・)